管理会計授業概要
授業の到達目的及びテーマ
1.決算書類(財務諸表)に基づく企業分析の基礎を修得する。 2.事業計画(ビジネスプラン)の中枢をなす利益計画立案の会計スキルを修得する。 3.決算書類(財務諸表)の作成方法と利益・キャッシュフローの計算方法を修得する。 4.企業価値評価・業績測定の代表的モデルを修得する。
授業の概要
企業経営は意思決定の連続である。既存の事業を維持するか、あるいは撤退するか、さらに拡大するのか? 従業員の雇用を促進するか、あるいは抑制するか? 製品の製造に必要な部品を外注(アウトソーシング)するか、あるいは内製するのか? 製品の販売価格をどのように決定するのか? 買収企業の価値はいくらか? 株主や社会に十分な還元ができているか?
このような場合、経営者はどのような情報を必要とするであろうか。
事業の将来的な見込み、消費者の嗜好変化、従業員のやる気・熱意、企業内に蓄積されている技術・ノウハウ、競合企業の動き、等々といった定性的な情報が必要であることは言うまでもない。こういった情報をすべて適切に把握し、分析することができるか否かが、企業の命運を握っていると言っても過言ではない。しかしこれらに勝るとも劣らず重要性をもっているのが、会計情報である。
企業がもてる経営資源は有限である。会計は、もてる経営資源の効果的・効率的な運用を図るため、貨幣額によってこれを測定・評価し、より客観的な情報を提供することによって、経営者および従業員の意思決定に資するものである。
管理会計(マネジメント・アカウンティング)とは、このように会計情報の利用者を企業の内部関係者(経営者および従業員)に絞った実務・学問領域のことを指している。本講義は(1)財務分析、(2)CVP分析、(3)キャッシュフロー分析、(4)企業価値・業績評価の論点に絞り学習を進める。なお時間的に余裕があれば(5)バランス・スコアカードについても講義したい。
授業計画(第1回) 会計基礎(1)企業経営と会計
授業計画(第2回) 会計基礎(2)損益計算書
授業計画(第3回) 会計基礎(3)貸借対照表
授業計画(第4回) 財務分析(1)成長性・収益性
授業計画(第5回) 財務分析(2)安全性
授業計画(第6回) 財務分析(3)経営戦略分析[事例研究]
授業計画(第7回) 財務分析(4)経営戦略分析[事例研究]
授業計画(第8回) CVP分析(1)損益分岐点分析
授業計画(第9回) CVP分析(2)目標利益分析
授業計画(第10回) CVP分析(3)費用分解
授業計画(第11回) CVP分析(4)価格戦略[事例研究]
授業計画(第12回) CVP分析(5)価格戦略[事例研究]
授業計画(第13回) CVP分析(6)限界利益と意思決定
授業計画(第14回) CVP分析(7)最適プロダクトミックス
授業計画(第15回) CVP分析(8)最適プロダクトミックス
授業計画(第16回) CVP分析(9)まとめ
授業計画(第17回) 財務諸表の作成(1)商品売買取引と貸し倒れの見積もり
授業計画(第18回) 財務諸表の作成(2)固定資産の購入と減価償却
授業計画(第19回) キャッシュフロー(1)利益とキャッシュフロー
授業計画(第20回) キャッシュフロー(2)営業キャッシュフロー
授業計画(第21回) キャッシュフロー(3)キャッシュフロー分析[事例研究]
授業計画(第22回) キャッシュフロー(4)投資の決定方法
授業計画(第23回) キャッシュフロー(5)DCF法
授業計画(第24回) キャッシュフロー(6)DCF法
授業計画(第25回) キャッシュフロー(7)EVA
授業計画(第26回) キャッシュフロー(8)EVA
授業計画(第27回) キャッシュフロー(9)MVA
授業計画(第28回) キャッシュフロー(10)キャッシュフロー分析[事例研究]
授業計画(第29回) キャッシュフロー(11)まとめ・管理会計まとめ
授業計画(第30回) 試験
教科書
プリントを配布する
参考書
授業中に随時提示
成績評価方法・基準
定期試験 100%(このほか出席および小テストを加点の対象として加味する。※レポートを課す場合もある。)
関連科目
管理会計/会計学入門/財務諸表論/経営分析論/簿記[基礎]・[応用]
履修上の注意(学生への指示)
・欠席や遅刻をすると授業内容についてこれなくなる可能性があります。
・出席は毎回メールで受け付けます。
2009年度から半期2単位の開講形態に変更します。
添付ファイル:




















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