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1992年にRobert S.KaplanとDavid P.Nortonが体系化した論文を発表したことにより登場。従来の財務会計指標に偏重した業績管理(リモートコントロール管理)がもたらす多くの矛盾・弊害を解消し、企業組織の長期的な成長・発展をねらう。
財務会計偏重型の業績管理がもたらす矛盾・弊害は大きくは次の4点。第1に短期利益の追求による長期的利益の阻害。第2に経営資源と活動の不均衡。第3に企業戦略と現場業務とのあいだの関連性の欠如。第4に多様なステークホルダー(利害関係者)間の利害の衝突。
バランス・スコアカード(BSC)は、「財務会計」の業績指標群(スコアカード)のほか、主として「顧客」、「ビジネス・プロセス」、「組織学習と成長」に関連する業績指標群を設け、4つの領域(視点)の指標を総合的・同時的にコントロールすることによりバランスのとれた長期的な企業成長を促進することを目的とする。
最近ではこれら4つの視点間には因果関係(組織学習→ビジネス・プロセス→顧客→財務)があるとされ、これらの視点を基礎として企業成長の道筋を描く「戦略マップ」が新しいツールとして提唱されている。
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