fseminar.com KGU
ゼミ・コミュニティ・サイト


ホーム  ニュースニュース投稿  研究室中継  SNSコミュニティ作成  フォーラム  活動履歴履歴を書く  ぜみブログぜみブログを書く  アルバム写真を登録する  ムービームービーを登録する  エリアガイドエリアガイドを書く  データベースデータベース投稿  カレンダー予定を書き込む  ダウンロードダウンロード登録  リンクリンクを登録する  よくある質問  ブックマーク  ヒミツケイカク 




 

ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
インフォメーション
コミュニティ(★要登録)
就職活動(★要登録)
サイト内検索
goo辞書
ヘッドライン
授業
メンバー
福田哲也

ヘッドライン


娘が更新する富岡幸一郎のブログ
  最終更新日 2008-12-30 1:59:58
要旨  
ウェブマスター tomi-kou
カテゴリ  
作成  
言語 ja
「公」の再建とは何か
公開:
要旨: 〜朝日新聞の主筆はすばらしい編〜
大晦日が近づき、新聞各紙も本年の出来事の羅列などつまらない記事ばかりになっているが、12月29日(月)の朝日新聞朝刊には、東京本社主筆の船橋洋一氏が『世界経済危機と「公」の再建』という文章を一面に載せている。
08年の朝日の記事の自画自賛の文章であるが、後半で世界経済の危機に触れながら、『その根っこには「公」のほころびがある』と指摘しているは面白い。
資本主義を蘇らせるためにも、「公」の再建が必要だと言い、市場原理主義の欠陥を補うには、社会を安定させる「公」が不可欠である、と言っている。
1930年代の世界大不況の折に、朝日の主筆氏と同じく『国民の働く場を維持し、社会を安定させるために、「公」が不可欠』と超インフレのドイツ国民に呼びかけた、アドルフ・ヒトラーという政治家がいた。
「公」という日本語は、「囲いあける。または自由に出入りできる家。」という意味があるように、曖昧な言葉であるが、朝廷や統治機関という意味ももちろんある。
新自由主義が新国家主義にそのまま反転している現在の世界の主要国の現状を見れば、朝日の主筆氏の言う「公」が極めて曖昧であるだけに、すぐさまナチズムやファシズム、あるいはコミニズムや30年代アメリカのニューディール政策という統制主義に結びつく。
来年の朝日新聞の言論を期待したい。
年末は娘が飛び歩いているため、ブログの更新はできません。
また、新年にご挨拶します。
どうぞ良いお年を。
幸一郎
〜娘のひとこと〜
家に帰らない不良娘ですみません。
〜朝日新聞の主筆はすばらしい編〜 大晦日が近づき、新聞各紙も本年の出来事の羅列などつまらない記事ばかりになっているが、12月29日(月)の朝日新聞朝刊には、東京本社主筆の船橋洋一氏が『世界経済危機と「公」の再建』という文章を一面に載せている。 08年の朝日の記事の自画自賛の文章であるが、後半で世界経済の危機に触れながら、『その根っこには「公」のほころびがある』と指摘しているは面白い。 資本主義を蘇らせるためにも、「公」の再建が必要だと言い、市場原理主義の欠陥を補うには、社会を安定させる「公」が不可欠である、と言っている。 1930年代の世界大不況の折に、朝日の主筆氏と同じく『国民の働く場を維持し、社会を安定させるために、「公」が不可欠』と超インフレのドイツ国民に呼びかけた、アドルフ・ヒトラーという政治家がいた。 「公」という日本語は、「囲いあける。または自由に出入りできる家。」という意味があるように、曖昧な言葉であるが、朝廷や統治機関という意味ももちろんある。 新自由主義が新国家主義にそのまま反転している現在の世界の主要国の現状を見れば、朝日の主筆氏の言う「公」が極めて曖昧であるだけに、すぐさまナチズムやファシズム、あるいはコミニズムや30年代アメリカのニューディール政策という統制主義に結びつく。 来年の朝日新聞の言論を期待したい。 年末は娘が飛び歩いているため、ブログの更新はできません。 また、新年にご挨拶します。 どうぞ良いお年を。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 家に帰らない不良娘ですみません。
日本国憲法大議論
公開:
要旨: 〜言いたい放だい東京MXテレビ編〜
地上デジタル放送9ch、ケーブルテレビ63chなどで放映しているTOKYO MXテレビで「言いたい放だい」という番組を土曜日の11時〜放映している。
これまで、落語の立川談志師匠を中心にした番組であったが、秋から『表現者』の顧問の西部邁氏と、彫刻家の秋山祐徳太子氏をレギュラーにしての討論番組になった。
小生も、これまで2度ほどゲストで出演したが、12月25日には談志師匠が久しぶりに顔を出し、元気な話芸を西部先生と展開、その後日本国憲法をめぐって、参議院議員の西田昌司氏、『表現者』に連載してもらっている東谷暁氏、寺脇研氏と小生で喧々諤々の議論をした。
これは、12月31日の大晦日の夜10時〜11時半に放映される。
NHK紅白の超!裏番組。
東京、神奈川、埼玉、などの一部地域でしか見れないが、見れる方は是非ともどうぞ。
面白く、かつ真面目に現憲法をからかいつつ、日本の新しい国のあり方と憲法について語り合った。
憲法9条についてだけの議論が先行しがちだが、日本国憲法の前文のいい加減さなどについても考えるべき点があろう。
12月27日土曜日は、日本文化チャンネル桜のキャスター討論会を3時間収録した。
2008年の総括であるが、アメリカの金融グローバリズムの破綻を中心に、これまた喧々諤々の議論。
日本も景気後退と経済危機の中にあるが、今こそ脱米自立のチャンスである。
麻生政権の支持率は20%前後に低迷しており、マスコミなどは既に死に体内閣などと勝手なことを言っているが、どうしてどうして、これからその本領発揮を期待する。
1月からのアメリカのオバマ政権は、イラクから撤退しアフガニスタンに軍事的圧力を加えるが、日本はここで金だけでなく、自衛隊の派遣をすべきであり、そのためにただちに集団的自衛権の閣議決定を成し、迅速に派兵する。
そうすることで、米国との信頼関係を保ちつつ、同時にアメリカからの従属を脱し、真に自立した国家としての道を開くことが出来るのではないか。
要は、麻生首相はおじいちゃんの吉田茂の巧みな対米関係術を見習いながら、戦後の吉田ドクトリン、経済第一主義で再軍備は最小限という方策の逆をやれば良い。
チャンネル桜も、12月31日の夜放映です。
幸一郎
〜娘のひとこと〜
紅白なんか見てないで、MXみましょう!
〜言いたい放だい東京MXテレビ編〜 地上デジタル放送9ch、ケーブルテレビ63chなどで放映しているTOKYO MXテレビで「言いたい放だい」という番組を土曜日の11時〜放映している。 これまで、落語の立川談志師匠を中心にした番組であったが、秋から『表現者』の顧問の西部邁氏と、彫刻家の秋山祐徳太子氏をレギュラーにしての討論番組になった。 小生も、これまで2度ほどゲストで出演したが、12月25日には談志師匠が久しぶりに顔を出し、元気な話芸を西部先生と展開、その後日本国憲法をめぐって、参議院議員の西田昌司氏、『表現者』に連載してもらっている東谷暁氏、寺脇研氏と小生で喧々諤々の議論をした。 これは、12月31日の大晦日の夜10時〜11時半に放映される。 NHK紅白の超!裏番組。 東京、神奈川、埼玉、などの一部地域でしか見れないが、見れる方は是非ともどうぞ。 面白く、かつ真面目に現憲法をからかいつつ、日本の新しい国のあり方と憲法について語り合った。 憲法9条についてだけの議論が先行しがちだが、日本国憲法の前文のいい加減さなどについても考えるべき点があろう。 12月27日土曜日は、日本文化チャンネル桜のキャスター討論会を3時間収録した。 2008年の総括であるが、アメリカの金融グローバリズムの破綻を中心に、これまた喧々諤々の議論。 日本も景気後退と経済危機の中にあるが、今こそ脱米自立のチャンスである。 麻生政権の支持率は20%前後に低迷しており、マスコミなどは既に死に体内閣などと勝手なことを言っているが、どうしてどうして、これからその本領発揮を期待する。 1月からのアメリカのオバマ政権は、イラクから撤退しアフガニスタンに軍事的圧力を加えるが、日本はここで金だけでなく、自衛隊の派遣をすべきであり、そのためにただちに集団的自衛権の閣議決定を成し、迅速に派兵する。 そうすることで、米国との信頼関係を保ちつつ、同時にアメリカからの従属を脱し、真に自立した国家としての道を開くことが出来るのではないか。 要は、麻生首相はおじいちゃんの吉田茂の巧みな対米関係術を見習いながら、戦後の吉田ドクトリン、経済第一主義で再軍備は最小限という方策の逆をやれば良い。 チャンネル桜も、12月31日の夜放映です。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 紅白なんか見てないで、MXみましょう!
抒情と暴力
公開:
要旨: 〜柳美里の芝居を見た編〜
昨日、柳美里氏の芝居『向日葵の柩』を、新国立劇場の小劇場で観た。
柳さんの演劇を見るのは初めてだったが、在日韓国人の家族を題材にしたこの芝居は、17年ぶりの再演だという。
母親が家出をし、残されたアポジ(父)と兄と妹の三人家族の葛藤を描いた家族劇であると共に、韓国人から帰化したホストやコリアンバーに務める女性などを配して、日本社会で生きる在日朝鮮人の姿を正面から描いている。
不在の母親が常に家族の愛の絶対的象徴であると同時に、癒されない差別感情と情念の結晶として、舞台の背後に存在する。
鉄くずで埋まった家族の庭は、かつて向日葵が咲き乱れていた場所と言う設定になっているが、太陽に向かう向日葵は地中深く闇の底に埋没し、舞台の上には血のように赤い月が君臨して、鉄の冷たい世界を照らし出している。
柳美里氏の小説世界にも現れる抒情と暴力がこの芝居の底に底流しており、演出家の金守珍氏がそれを見事に舞台上に引き出している。
金氏はこの戯曲を読み、自分にしか演出出来ないと引き受けたそうだが、まさにパーフェクトな演劇世界を創り出している。
柳さんの他の芝居をまだ見ていないので、断定的なことは言えないが、ただ金氏の演出は清流のように滞ることながく、戯曲のストーリーを観客はひたすらその美しくも残酷な流れの中で追いかけることになる。
それが、私には微かな違和感として残った。
別の言い方をすれば、ストーリーの流れを切断し、その断面を、異化効果として見せるような演出であれば、この戯曲はまた違った別の相貌を浮き出させるような、そんな思いにも駆られた。
久々に芝居を観たが、柳さんの言葉の(特に意味をずらし切断し、そして思わぬところで連結される)響きの才気に感心した。
帰りに、新宿の立ち飲み屋で思わず一杯飲んでしまった。
『表現者』22号が発売になった。
特集は「グローバル経済の破綻と日本のゆくえ」。
文芸評論家の桶谷秀昭氏に特別に寄稿いただいた。
また、作家の笠井潔氏と、経済ジャーナリストでインターネットの世界でも有名な三橋貴明氏にそれそれ座談会に参加していただいた。
幸一郎
〜娘のひとこと〜
娘は鎌倉のローカル観劇会に入会したのでどんどん芝居を見たいと思います。
〜柳美里の芝居を見た編〜 昨日、柳美里氏の芝居『向日葵の柩』を、新国立劇場の小劇場で観た。 柳さんの演劇を見るのは初めてだったが、在日韓国人の家族を題材にしたこの芝居は、17年ぶりの再演だという。 母親が家出をし、残されたアポジ(父)と兄と妹の三人家族の葛藤を描いた家族劇であると共に、韓国人から帰化したホストやコリアンバーに務める女性などを配して、日本社会で生きる在日朝鮮人の姿を正面から描いている。 不在の母親が常に家族の愛の絶対的象徴であると同時に、癒されない差別感情と情念の結晶として、舞台の背後に存在する。 鉄くずで埋まった家族の庭は、かつて向日葵が咲き乱れていた場所と言う設定になっているが、太陽に向かう向日葵は地中深く闇の底に埋没し、舞台の上には血のように赤い月が君臨して、鉄の冷たい世界を照らし出している。 柳美里氏の小説世界にも現れる抒情と暴力がこの芝居の底に底流しており、演出家の金守珍氏がそれを見事に舞台上に引き出している。 金氏はこの戯曲を読み、自分にしか演出出来ないと引き受けたそうだが、まさにパーフェクトな演劇世界を創り出している。 柳さんの他の芝居をまだ見ていないので、断定的なことは言えないが、ただ金氏の演出は清流のように滞ることながく、戯曲のストーリーを観客はひたすらその美しくも残酷な流れの中で追いかけることになる。 それが、私には微かな違和感として残った。 別の言い方をすれば、ストーリーの流れを切断し、その断面を、異化効果として見せるような演出であれば、この戯曲はまた違った別の相貌を浮き出させるような、そんな思いにも駆られた。 久々に芝居を観たが、柳さんの言葉の(特に意味をずらし切断し、そして思わぬところで連結される)響きの才気に感心した。 帰りに、新宿の立ち飲み屋で思わず一杯飲んでしまった。 『表現者』22号が発売になった。 特集は「グローバル経済の破綻と日本のゆくえ」。 文芸評論家の桶谷秀昭氏に特別に寄稿いただいた。 また、作家の笠井潔氏と、経済ジャーナリストでインターネットの世界でも有名な三橋貴明氏にそれそれ座談会に参加していただいた。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 娘は鎌倉のローカル観劇会に入会したのでどんどん芝居を見たいと思います。
NHKの政治的プロバガンダを許すな
公開:
要旨: 〜田母神論文と偏向報道編〜
本日、NHKのクローズアップ現代で、元航空幕僚長の田母神俊雄氏の論文について取りあげていた。
社会部の石山という記者の報告を中心に、この論文が歴史を改竄する危険なものであり、軍国主義の思想を表明したものである、といった一貫した批判を展開し、自衛隊の在り方までも批判的に論評した。
極めて、政治的偏向に満ちた報道であり、田母神論文の具体的な内容にはほとんど触れず、一方的な批判に終始していた。
NHKがこのような戦後レジームの体制を強化する放送を行っていることは、既に明らかだが、本日のクロ現はそれにしてもヒドイものであり、全く許しがたい。
防衛省の幹部や小松基地元幹部などのインタビューを交えていたが、全て田母神批判だけのものを紹介していた。
この論文については、既に様々な議論があり、政府見解と異なるとの理由で更迭されたこと自体への疑問も多く出されている。
そうした多用な議論があるにも関わらず、NHKがあえて一方的な政治的プロバガンダを行うのは何故か。
防衛大学校の学長である五百旗頭真氏が出演し、自衛隊員は「広い視野を持つように教育したい。」などと語っていたが、これも一方的な思想教育でなくて何であろうか。
防衛大学校の初代校長の教訓が、「服従への誇り」であり、これを今日も踏襲すると語っていたが、この教訓は、全くおかしいといわざるを得ない。
そもそも、この言葉には主語がない。
もちろん、「主権たる国民」への「服従」ということが言いたいのだろうが、国家の軍隊は国民の生命と財産を守ると共に、「国体」を守ると言う使命を本来持っている。
政体を守るのが警察であり、国体を守るのが軍隊である。
「服従への誇り」とは、それにしても何とひどい標語であろうか。
主語に「アメリカ」とつけても良い。
この倒錯的な日本語と同じ言葉が、あの広島の原爆記念碑に刻まれている。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という文字である。
ルバング島のジャングルに30年間潜伏し、日本の敗戦を信じなかった小野田寛郎氏がこれを見たとき、その意味が了解出来ず、「これはアメリカが書いたものか?」と言ったそうだが、その疑問は全く正しい。
同じような倒錯的な言葉が、戦後の自衛隊の上に、政治的功利主義によって今日まで掲げられていること自体が、自衛隊の悲劇であり、それだからこそ、田...
〜田母神論文と偏向報道編〜 本日、NHKのクローズアップ現代で、元航空幕僚長の田母神俊雄氏の論文について取りあげていた。 社会部の石山という記者の報告を中心に、この論文が歴史を改竄する危険なものであり、軍国主義の思想を表明したものである、といった一貫した批判を展開し、自衛隊の在り方までも批判的に論評した。 極めて、政治的偏向に満ちた報道であり、田母神論文の具体的な内容にはほとんど触れず、一方的な批判に終始していた。 NHKがこのような戦後レジームの体制を強化する放送を行っていることは、既に明らかだが、本日のクロ現はそれにしてもヒドイものであり、全く許しがたい。 防衛省の幹部や小松基地元幹部などのインタビューを交えていたが、全て田母神批判だけのものを紹介していた。 この論文については、既に様々な議論があり、政府見解と異なるとの理由で更迭されたこと自体への疑問も多く出されている。 そうした多用な議論があるにも関わらず、NHKがあえて一方的な政治的プロバガンダを行うのは何故か。 防衛大学校の学長である五百旗頭真氏が出演し、自衛隊員は「広い視野を持つように教育したい。」などと語っていたが、これも一方的な思想教育でなくて何であろうか。 防衛大学校の初代校長の教訓が、「服従への誇り」であり、これを今日も踏襲すると語っていたが、この教訓は、全くおかしいといわざるを得ない。 そもそも、この言葉には主語がない。 もちろん、「主権たる国民」への「服従」ということが言いたいのだろうが、国家の軍隊は国民の生命と財産を守ると共に、「国体」を守ると言う使命を本来持っている。 政体を守るのが警察であり、国体を守るのが軍隊である。 「服従への誇り」とは、それにしても何とひどい標語であろうか。 主語に「アメリカ」とつけても良い。 この倒錯的な日本語と同じ言葉が、あの広島の原爆記念碑に刻まれている。 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という文字である。 ルバング島のジャングルに30年間潜伏し、日本の敗戦を信じなかった小野田寛郎氏がこれを見たとき、その意味が了解出来ず、「これはアメリカが書いたものか?」と言ったそうだが、その疑問は全く正しい。 同じような倒錯的な言葉が、戦後の自衛隊の上に、政治的功利主義によって今日まで掲げられていること自体が、自衛隊の悲劇であり、それだからこそ、田母神氏の論文が書かれたといっても良い。 いずれにしても、本日のNHKの報道ぶりは思想の自由・言論の自由を弾圧し、シビリアンコントロールという概念を政治的力学と権力に拡大して解釈した全くもって言語道断のものである。 このそうな放送局が国営放送として公共電波を牛耳っていること自体、大いなる問題ではないか。 NHKに対して重大な抗議を行いたい。 それに対して正当なる返答が無い場合は、手段を選ばず攻撃することを宣言する! 幸一郎 〜娘のひとこと〜 ひとつ、自爆テロでもいかがですか?
三島由紀夫とグローバル経済の崩壊
公開:
要旨: 〜今こそ思想力が問われる編〜
11月24日に、新宿花園神社の会館で、森田必勝の追悼祭(野分祭)が行われた。
本年は小生が講演をしたが、森田氏が若き命を賭して訴えた日本の再生が、今日のグローバル経済の危機とアメリカの没落の中で、極めてアクチュアルなテーマとなって浮上しつつある。
森田氏は、NPT体制の欺瞞を指摘し、日本の自主防衛と資源エネルギーの政策の未来を考えたとき、核の議論を日本人がアレルギーを乗り越えて、主体的にすべきである、との論文を自決の数年前に「日本学生新聞」に発表していた。
核問題についての議論すら封鎖されている現在の日本に対して、彼の提言を改めて突きつけてみる意味は大きい。
11月25日は、憂国忌に参列し、最後の短い挨拶をさせていただいた。
当日は、西尾幹二氏が90分を越える講演を通して、三島由紀夫の文学と行動について芸術と実行、文学と実生活といった観点から鋭く言及された。
近刊の『三島由紀夫の死と私』(PHP刊)を今読んでいるが、福田恒存と三島の関係について、三島にはいわゆる国境の観念が無い点で、本居宣長に似ており、西洋を意識して西洋文明とあいわたることで、国境意識を持とうとした福田との差異についての指摘が興味深い。
三島思想のなかには、陽明学がその底流にあることは疑いないが、彼の「文化概念としての天皇制」などには宣長的な「物のあはれ」の思想があるようにも感じるからだ。
「物のあはれ」は、ただ日本人の情感や情緒の世界と見るべきではなく、小林秀雄が『本居宣長』で強調したように、「物のあはれ」を「知る」ことにあり、つまりは、日本人の物事と世界に対する認識論として理解するのが正しいのではないか。
物事に対して、「情の深く感ずること」という態度は、西洋的な精神と物質、心と身体といった二元論を超えた
主体と客体がそこで初めて合一する、超越論的な認識の方法と言ってよい。
今回の、アメリカの金融資本主義の崩壊は、ただ市場原理主義か国家的な統制経済かといった問題を越えて、西洋近代が資本主義を通してつくり上げてきた物質文明と消費社会の中で、人間がいかに生存するのか、という根本的な問題提起をなしていると思われる。
言い換えれば、近代を作り出してきた西洋の二元論的原理そのものの、根源までいって考えねばならない思想的、哲学的問題である。
こうした状況の中で、保守思...
〜今こそ思想力が問われる編〜 11月24日に、新宿花園神社の会館で、森田必勝の追悼祭(野分祭)が行われた。 本年は小生が講演をしたが、森田氏が若き命を賭して訴えた日本の再生が、今日のグローバル経済の危機とアメリカの没落の中で、極めてアクチュアルなテーマとなって浮上しつつある。 森田氏は、NPT体制の欺瞞を指摘し、日本の自主防衛と資源エネルギーの政策の未来を考えたとき、核の議論を日本人がアレルギーを乗り越えて、主体的にすべきである、との論文を自決の数年前に「日本学生新聞」に発表していた。 核問題についての議論すら封鎖されている現在の日本に対して、彼の提言を改めて突きつけてみる意味は大きい。 11月25日は、憂国忌に参列し、最後の短い挨拶をさせていただいた。 当日は、西尾幹二氏が90分を越える講演を通して、三島由紀夫の文学と行動について芸術と実行、文学と実生活といった観点から鋭く言及された。 近刊の『三島由紀夫の死と私』(PHP刊)を今読んでいるが、福田恒存と三島の関係について、三島にはいわゆる国境の観念が無い点で、本居宣長に似ており、西洋を意識して西洋文明とあいわたることで、国境意識を持とうとした福田との差異についての指摘が興味深い。 三島思想のなかには、陽明学がその底流にあることは疑いないが、彼の「文化概念としての天皇制」などには宣長的な「物のあはれ」の思想があるようにも感じるからだ。 「物のあはれ」は、ただ日本人の情感や情緒の世界と見るべきではなく、小林秀雄が『本居宣長』で強調したように、「物のあはれ」を「知る」ことにあり、つまりは、日本人の物事と世界に対する認識論として理解するのが正しいのではないか。 物事に対して、「情の深く感ずること」という態度は、西洋的な精神と物質、心と身体といった二元論を超えた 主体と客体がそこで初めて合一する、超越論的な認識の方法と言ってよい。 今回の、アメリカの金融資本主義の崩壊は、ただ市場原理主義か国家的な統制経済かといった問題を越えて、西洋近代が資本主義を通してつくり上げてきた物質文明と消費社会の中で、人間がいかに生存するのか、という根本的な問題提起をなしていると思われる。 言い換えれば、近代を作り出してきた西洋の二元論的原理そのものの、根源までいって考えねばならない思想的、哲学的問題である。 こうした状況の中で、保守思想が真にその思想を有効たらしめるには、日本の歴史の中にある「物のあはれ」的な認識論を再発見する必要があるのではないか。 そして、それは三島の日本文化論やその行動哲学の中にも垣間見ることが出来ると思われる。 三島・森田事件から38年。 アメリカの支配の崩壊は、否応なく日本人の自立と世界に対する新たな戦略構築を要求している。 『表現者』の12月16日発売の22号でも、グローバル経済の破綻と日本の行方を、様々な角度から徹底的に議論し、考察した。 どうぞ、ご期待下さい。 明日は札幌に講演会で出かけます。 明後日にまた更新する予定です。 かなりサボっていたので埋め合わせします。。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 更新をさぼっている間に、父はまた歳をとりました。 イイニクの日、みなさん覚えてください。笑
小林秀雄の肉声
公開:
要旨: 〜小林秀雄はやはり「宣長」でしょう編〜
文芸雑誌『新潮』の付録で、小林秀雄の講演の録音のCDが付いている。
小林の講演のテープはこれまで何本も出ていて、それぞれ聞き応えのある楽しいものであるが、今回はこれまで未発表であった「勾玉について」という講演を収録している。
昭和42年1月のものだそうだ。
雑誌では、茂木健一郎氏と小林のお孫さんにあたる白洲信哉氏が対談しているが、茂木氏が小林秀雄の肉声をいたく絶賛しているのに対して、白洲氏は、どちらかといえば冷静に受け答えているのが印象的だ。
それにしても、茂木氏が小林の講演は、ビートルズのアルバムのように100年後も200年後も聞かれるだろう、などと言っているのはやはりトンチンカンである。
小林本人が講演嫌いであったというが、それもそのはず、批評家の仕事はその著作にあるのは当然である。
今回のCDを聞いても、小生は特に感激しなかった。
今回の講演録音を聞いて、「小林の長編の著作よりも後世に残るかもしれない」などとコメントしている批評家
もいるようだが、これもとんだお門違い、というかいやらしい小林秀雄の礼賛以外の何物でもない。
そもそも、小林のライフワーク「本居宣長」を連載した『新潮』が、没後25年の特集として小林についての本格的な批評や対談などではなく、どこからか見つけてきた講演の断片を大掛かりに宣伝すること自体が、何とも情けない。
文芸雑誌が売れないので、背に腹はかえられない、ということだろうが、昨今の編集者の知性と根性の無さにはやはり失望する。
まあ、仕方ないか・・・。
幸一郎
〜娘のひとこと〜
今日はずいぶん辛口ですね。
最近の雑誌は付録合戦か。
〜小林秀雄はやはり「宣長」でしょう編〜 文芸雑誌『新潮』の付録で、小林秀雄の講演の録音のCDが付いている。 小林の講演のテープはこれまで何本も出ていて、それぞれ聞き応えのある楽しいものであるが、今回はこれまで未発表であった「勾玉について」という講演を収録している。 昭和42年1月のものだそうだ。 雑誌では、茂木健一郎氏と小林のお孫さんにあたる白洲信哉氏が対談しているが、茂木氏が小林秀雄の肉声をいたく絶賛しているのに対して、白洲氏は、どちらかといえば冷静に受け答えているのが印象的だ。 それにしても、茂木氏が小林の講演は、ビートルズのアルバムのように100年後も200年後も聞かれるだろう、などと言っているのはやはりトンチンカンである。 小林本人が講演嫌いであったというが、それもそのはず、批評家の仕事はその著作にあるのは当然である。 今回のCDを聞いても、小生は特に感激しなかった。 今回の講演録音を聞いて、「小林の長編の著作よりも後世に残るかもしれない」などとコメントしている批評家 もいるようだが、これもとんだお門違い、というかいやらしい小林秀雄の礼賛以外の何物でもない。 そもそも、小林のライフワーク「本居宣長」を連載した『新潮』が、没後25年の特集として小林についての本格的な批評や対談などではなく、どこからか見つけてきた講演の断片を大掛かりに宣伝すること自体が、何とも情けない。 文芸雑誌が売れないので、背に腹はかえられない、ということだろうが、昨今の編集者の知性と根性の無さにはやはり失望する。 まあ、仕方ないか・・・。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 今日はずいぶん辛口ですね。 最近の雑誌は付録合戦か。
越境することば
公開:
要旨: 〜関東学院創立125周年の記念講演会編〜
11月22日土曜日、14時より横浜の県民共済プラザビル1階にある、県民共済みらいホール(横浜市中区桜木町1−1−8−2)で関東学院大学文学部40周年の記念講演会を行います。
講演者は、芥川賞を受賞した楊逸(ヤン・イー)氏と、作家のリービ英雄氏。
楊さんは、中国ハルピン市生まれで中国籍。
1987年に留学生として来日され、日本語の研鑽を積み、昨年文学界の新人賞を受賞し、本年『時が滲む朝』で芥川賞を受賞した。
中国人として初の芥川賞受賞者であり、現代の日本文学から失われた近代小説のスタイルを保った日本語で作品を書き、注目されている。
リービ氏は、1950年米国カリフォルニア生まれで、スタンフォード大学で日本文学を研究し、万葉集の英語訳という快挙を成し遂げた。
92年に日本語で書いた『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞を受賞し、西洋人として初めて日本語で小説を書いた「日本語作家」として注目を浴びた。
以後、日本で小説を書き続けている。
今回のこの講演会は、日本語を母語としない外国籍の作家が日本語に越境することで、小説を書くという新たな文学状況をライブで伝える画期的な企画だと自負している。
日本語文学が人種と民族を越えて展開されることで、日本語と日本文化が新たに掘り起こされることになるだろう。
リービ氏の『星条旗の聞こえない部屋』は、講談社の文芸文庫に収録されているが、その解説を小生が書いた。
興味のある方は読んでください。
講演会のお申込は、関東学院大学文学部庶務課 TEL:045−786−7179まで電話にて申し込んでください。
定員300名で、無料です。
本日は、日本文化チャンネル桜で月一回行っているニュース報道を収録した。
桜チャンネルは11月から「ベターライフチャンネル」で見ることが出来るようになりました。
インターネット放送So-TVでも見られます。
土曜日の夜の放映だが、本日はオバマ新大統領の新閣僚の話題などを取りあげたが、台湾での反中デモが激化していることや、ダライ・ラマ14世の特使と中国共産党の会談で、中国側がダライ・ラマが求めるチベットの「高度な自治」をゆるさないという態度を全く変えないことなど、オバマニュース以外にも注目すべきことがある。
日本の国内は田母神論文などで相変わらずくだらない政局絡み...
〜関東学院創立125周年の記念講演会編〜 11月22日土曜日、14時より横浜の県民共済プラザビル1階にある、県民共済みらいホール(横浜市中区桜木町1−1−8−2)で関東学院大学文学部40周年の記念講演会を行います。 講演者は、芥川賞を受賞した楊逸(ヤン・イー)氏と、作家のリービ英雄氏。 楊さんは、中国ハルピン市生まれで中国籍。 1987年に留学生として来日され、日本語の研鑽を積み、昨年文学界の新人賞を受賞し、本年『時が滲む朝』で芥川賞を受賞した。 中国人として初の芥川賞受賞者であり、現代の日本文学から失われた近代小説のスタイルを保った日本語で作品を書き、注目されている。 リービ氏は、1950年米国カリフォルニア生まれで、スタンフォード大学で日本文学を研究し、万葉集の英語訳という快挙を成し遂げた。 92年に日本語で書いた『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞を受賞し、西洋人として初めて日本語で小説を書いた「日本語作家」として注目を浴びた。 以後、日本で小説を書き続けている。 今回のこの講演会は、日本語を母語としない外国籍の作家が日本語に越境することで、小説を書くという新たな文学状況をライブで伝える画期的な企画だと自負している。 日本語文学が人種と民族を越えて展開されることで、日本語と日本文化が新たに掘り起こされることになるだろう。 リービ氏の『星条旗の聞こえない部屋』は、講談社の文芸文庫に収録されているが、その解説を小生が書いた。 興味のある方は読んでください。 講演会のお申込は、関東学院大学文学部庶務課 TEL:045−786−7179まで電話にて申し込んでください。 定員300名で、無料です。 本日は、日本文化チャンネル桜で月一回行っているニュース報道を収録した。 桜チャンネルは11月から「ベターライフチャンネル」で見ることが出来るようになりました。 インターネット放送So-TVでも見られます。 土曜日の夜の放映だが、本日はオバマ新大統領の新閣僚の話題などを取りあげたが、台湾での反中デモが激化していることや、ダライ・ラマ14世の特使と中国共産党の会談で、中国側がダライ・ラマが求めるチベットの「高度な自治」をゆるさないという態度を全く変えないことなど、オバマニュース以外にも注目すべきことがある。 日本の国内は田母神論文などで相変わらずくだらない政局絡みのドタバタを繰り返しているが、世界が激変する中で、日本は政治・外交・防衛の根幹が崩れつつある。 ロシアでは、メドベージェフ大統領が年次演説、大統領の任期を6年に延長する意向を示したが、これは「プーチンのための6年」ということで、プーチン皇帝の再登板が現実味を帯びている。 新たな国家主義・帝国主義の時代に突入した中で、日本の国家意識の覚醒が求められるのだが・・・。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 本当に小浜市にくるんですかね〜。
オバマ政権と日米関係
公開:
要旨: 〜オバマでどうという訳でもない・・・編〜
オバマ氏がアメリカの時期大統領に決まり、日本でもテレビ、新聞など今日は一日オバマDAYだった。
CHANGEというキーワードを振り回して、白人層や若者の人気をさらって、ブッシュ政権への国民のイラだちと金融危機の追い風を受けて、圧勝という形になったが、その政策の中身は未知数である。
アメリカの国民は、大統領にやはりカリスマ性を求め、典型的なポピュリズム精神であるが、オバマ氏がまさにこの流れに乗った。
アメリカが今回の金融危機で、保護主義的傾向になるのは当然だし、EUのブロック化を考えれば、日本は自国の方針を明確にしていく他はない。
米国経済の破綻は、日本の自立のチャンスだという言論も出ているが、「自立」するには、現在の政局ばかりの政治状況ではおぼつかない。
日本が今回の世界経済の危機の中で、比較的被害が少ないのは、90年代のバブル崩壊以降の「失われた20年」が続いていたからにすぎない。
オバマ人気に目を奪われて、アメリカが民主党政権になるという現実を忘れるわけにはいくまい。
民主党のリベラル派が、アメリカと中国の「同盟」のためには、台湾はもとより、日本を犠牲にすることも辞さないだろう。
オバマは、イラクよりもアフガニスタンに軍事的プレザンスを示すと言っているが、日本はインド洋で「油を売っている」だけでは済まず、アフガニスタンへの強力な支援を要求されるのは明らかだ。
国会でグダグダと自衛隊の給油法案を議論している日本の政治のアホぶりだけが際立つ。
2008年は、かねて言われていた通り、激動の年であるが、残りの2ヶ月の中で、中長期的な国家ビジョンを麻生首相は大胆に示さなければ、新国家主義の渦の中に、この国は飲み込まれて藻屑と化すのではないか。
幸一郎
〜娘のひとこと〜
暗殺されなきゃいいですね。
〜オバマでどうという訳でもない・・・編〜 オバマ氏がアメリカの時期大統領に決まり、日本でもテレビ、新聞など今日は一日オバマDAYだった。 CHANGEというキーワードを振り回して、白人層や若者の人気をさらって、ブッシュ政権への国民のイラだちと金融危機の追い風を受けて、圧勝という形になったが、その政策の中身は未知数である。 アメリカの国民は、大統領にやはりカリスマ性を求め、典型的なポピュリズム精神であるが、オバマ氏がまさにこの流れに乗った。 アメリカが今回の金融危機で、保護主義的傾向になるのは当然だし、EUのブロック化を考えれば、日本は自国の方針を明確にしていく他はない。 米国経済の破綻は、日本の自立のチャンスだという言論も出ているが、「自立」するには、現在の政局ばかりの政治状況ではおぼつかない。 日本が今回の世界経済の危機の中で、比較的被害が少ないのは、90年代のバブル崩壊以降の「失われた20年」が続いていたからにすぎない。 オバマ人気に目を奪われて、アメリカが民主党政権になるという現実を忘れるわけにはいくまい。 民主党のリベラル派が、アメリカと中国の「同盟」のためには、台湾はもとより、日本を犠牲にすることも辞さないだろう。 オバマは、イラクよりもアフガニスタンに軍事的プレザンスを示すと言っているが、日本はインド洋で「油を売っている」だけでは済まず、アフガニスタンへの強力な支援を要求されるのは明らかだ。 国会でグダグダと自衛隊の給油法案を議論している日本の政治のアホぶりだけが際立つ。 2008年は、かねて言われていた通り、激動の年であるが、残りの2ヶ月の中で、中長期的な国家ビジョンを麻生首相は大胆に示さなければ、新国家主義の渦の中に、この国は飲み込まれて藻屑と化すのではないか。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 暗殺されなきゃいいですね。
空幕長更迭は正しいのか
公開:
要旨: 〜「空自トップの侵略戦争否定論文」の意味編〜
航空自衛隊の田母神俊雄幕僚長が、「日本は侵略国家であったか」と題する論文を書いたということで、政府は同氏の更迭を決定した。
このニュースは、まず、空幕長の文章そのものを読むことで判断しなければならないが、自衛隊の征服軍トップが、先の大戦を侵略戦争と決め付ける見方に異論を唱え、現在の自衛隊が集団的自衛権も行使出来ない現実に対して、正面から異論を唱えていることも含めて、極めて注目すべき文章である。
同論文では、19世紀後半以降の日本が朝鮮半島や中国大陸に軍隊を進めたことを、日清・日露戦争などによって、国際法上合法的に権益を得て、これを守るために条約に基づいて軍を配置したものである、と指摘している。
いわゆる戦後左翼の「侵略戦争史観」から見れば、これは容認できない杜撰な歴史認識ということになるが、西欧列強とアジア諸国及び日本の歴史的現実という視点から見れば、とりたてて異常な歴史認識ではあるまい。
大東亜戦争を、「十五年戦争史観」から見る東京裁判の呪縛から離れて、西洋の帝国主義とアジア侵略(植民地化)の歴史的な流れから見るスパンに立てば、この論文が指摘しているコミンテルンの問題なども含めて、十分に議論が成り立つものである。
11月2日の朝日新聞社説は、「一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏しい歴史解釈や、身勝手な主張がこれでもかと並ぶ」と断じて「ぞっとする自衛官の暴走」と非難しているが、歴史解釈のレベルにおいても、この論文が全く「身勝手な主張」であるとは言いがたい。
むしろ、朝日の社説が今回の論文を、「文民統制の危機」などと言っていることは、全くのお門違いであり、大新聞の言論の「暴走」である。
昨今様々な政治家の発言に対するマスコミの「言葉狩り」こそ、あまりに異常である。
もちろん、空自トップの論文としては、文章的に些か大雑把なところがあることは否めないし、特に問題なのは、文章の後半で東京裁判によるアメリカのマインドコントロールについて書いた後で、『私は日米同盟を否定しているわけではない。アジア地域の安定の為には、良好な日米関係が必須である。ただし、日米関係は、必要な時に助け合う良好な親子関係のようなものであることが望ましい。』などと書いているところだ。
現実的にはその通りだが、曲がりなりにも自衛隊という「軍...
〜「空自トップの侵略戦争否定論文」の意味編〜 航空自衛隊の田母神俊雄幕僚長が、「日本は侵略国家であったか」と題する論文を書いたということで、政府は同氏の更迭を決定した。 このニュースは、まず、空幕長の文章そのものを読むことで判断しなければならないが、自衛隊の征服軍トップが、先の大戦を侵略戦争と決め付ける見方に異論を唱え、現在の自衛隊が集団的自衛権も行使出来ない現実に対して、正面から異論を唱えていることも含めて、極めて注目すべき文章である。 同論文では、19世紀後半以降の日本が朝鮮半島や中国大陸に軍隊を進めたことを、日清・日露戦争などによって、国際法上合法的に権益を得て、これを守るために条約に基づいて軍を配置したものである、と指摘している。 いわゆる戦後左翼の「侵略戦争史観」から見れば、これは容認できない杜撰な歴史認識ということになるが、西欧列強とアジア諸国及び日本の歴史的現実という視点から見れば、とりたてて異常な歴史認識ではあるまい。 大東亜戦争を、「十五年戦争史観」から見る東京裁判の呪縛から離れて、西洋の帝国主義とアジア侵略(植民地化)の歴史的な流れから見るスパンに立てば、この論文が指摘しているコミンテルンの問題なども含めて、十分に議論が成り立つものである。 11月2日の朝日新聞社説は、「一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏しい歴史解釈や、身勝手な主張がこれでもかと並ぶ」と断じて「ぞっとする自衛官の暴走」と非難しているが、歴史解釈のレベルにおいても、この論文が全く「身勝手な主張」であるとは言いがたい。 むしろ、朝日の社説が今回の論文を、「文民統制の危機」などと言っていることは、全くのお門違いであり、大新聞の言論の「暴走」である。 昨今様々な政治家の発言に対するマスコミの「言葉狩り」こそ、あまりに異常である。 もちろん、空自トップの論文としては、文章的に些か大雑把なところがあることは否めないし、特に問題なのは、文章の後半で東京裁判によるアメリカのマインドコントロールについて書いた後で、『私は日米同盟を否定しているわけではない。アジア地域の安定の為には、良好な日米関係が必須である。ただし、日米関係は、必要な時に助け合う良好な親子関係のようなものであることが望ましい。』などと書いているところだ。 現実的にはその通りだが、曲がりなりにも自衛隊という「軍隊」のトップが、「良好な親子関係」などと言ってしまうのは、いかにも残念である。 この文章に続き、『子供がいつまでも親に頼りきっているような関係は改善の必要があると思っている。』と言っているが、こういう「正論」は、評論家や政治家ならともかく、やはり誇り高き日本軍人が口にすべきものではあるまい。 政治家が「単一民族」という言葉すら言えなくなっている戦後の『閉ざされた言語空間』の中にいる現実と、それを補強する朝日をはじめとして日本のマスコミと、日本のコモンセンスがある国民(田母神氏もまさにその一員である)の、ズレが極めて大きく露呈したのが今回の問題であると思われる。 幸一郎 〜娘のひとこと〜 朝日の社説は私の読書感想文並みですね。
久しぶりの更新です
公開:
要旨: 〜文学のダイナミズム編〜
東京MXテレビで、西部邁氏と秋山祐徳氏が『言いたい放題』という番組を始められたが、先週はゲストとして出演した。
テーマは「ファシズム」。
1930年代の世界恐慌がイタリアにおいてファシズムを生み、ドイツにおいてナチズムを生んだが、今日のアメリカ発の経済危機はいかなる政治的現実をもたらすのか。
かつてのファシズムを冷静に分析し、ただ感情的にファシズムを嫌悪し批判するだけでなく、そこに何があったかを取り出してみる価値はある。
本日『わしズム』が発売しになったが、アイヌ問題を通して「単一民族」という言葉がほとんど公の場で発言できない言葉狩り状態にある点について、座談会などで話した。
また、武田泰淳の『森と湖のまつり』についての評論を書いた。
半世紀以上も前に書かれたこの長編小説では、大和とアイヌという対立図式自体を武田の徹底した相対主義の視点によって、突き崩し、「国家」と「民族」の相克をダイナミックに描き出している。
平成の現在の「閉ざされた言語空間」におけるアイヌ論よりも、はるかに自由で本質的な問題提起がなされている。
文学作品の持つ力を改めて感じることが出来るだろう。
また、今日の小説がこのような政治・社会・経済・文化を貫くダイナミズムを失っていることも、大いに気がかりではある。
関東学院大学の生涯学習センターで「文学の面白さ、日本語の素晴らしさ」の講座を始めている。
1回目は私が行い、先週は作家の佐藤洋二郎に出ていただいた。
次回の11月8日は中沢けいさん、15日は西村幸祐さん、22日は詩人の正津勉さん、29日は作家の藤沢周さん。
豪華メンバーです!!
幸一郎
〜娘のひとこと〜
最近は更新が滞っています。
父の口癖は「明日やろう」です。
〜文学のダイナミズム編〜 東京MXテレビで、西部邁氏と秋山祐徳氏が『言いたい放題』という番組を始められたが、先週はゲストとして出演した。 テーマは「ファシズム」。 1930年代の世界恐慌がイタリアにおいてファシズムを生み、ドイツにおいてナチズムを生んだが、今日のアメリカ発の経済危機はいかなる政治的現実をもたらすのか。 かつてのファシズムを冷静に分析し、ただ感情的にファシズムを嫌悪し批判するだけでなく、そこに何があったかを取り出してみる価値はある。 本日『わしズム』が発売しになったが、アイヌ問題を通して「単一民族」という言葉がほとんど公の場で発言できない言葉狩り状態にある点について、座談会などで話した。 また、武田泰淳の『森と湖のまつり』についての評論を書いた。 半世紀以上も前に書かれたこの長編小説では、大和とアイヌという対立図式自体を武田の徹底した相対主義の視点によって、突き崩し、「国家」と「民族」の相克をダイナミックに描き出している。 平成の現在の「閉ざされた言語空間」におけるアイヌ論よりも、はるかに自由で本質的な問題提起がなされている。 文学作品の持つ力を改めて感じることが出来るだろう。 また、今日の小説がこのような政治・社会・経済・文化を貫くダイナミズムを失っていることも、大いに気がかりではある。 関東学院大学の生涯学習センターで「文学の面白さ、日本語の素晴らしさ」の講座を始めている。 1回目は私が行い、先週は作家の佐藤洋二郎に出ていただいた。 次回の11月8日は中沢けいさん、15日は西村幸祐さん、22日は詩人の正津勉さん、29日は作家の藤沢周さん。 豪華メンバーです!! 幸一郎 〜娘のひとこと〜 最近は更新が滞っています。 父の口癖は「明日やろう」です。
ヘッドライン-関東学院大学
関東学院大学 経済学部
関東学院 経済学部
関東学院大学 経営学科
関東学院大学
関東学院大学
関東学院大学 受験生応援サイト
関東学院大学
関東学院大学 人間環境学部
関東学院 人間環境学部
関東学院大学 大学院
関東学院大学 大学院
キラー・クイーンの本音
娘が更新する富岡幸一郎のブログ
ヘッドライン-関東学院大学
 
   Powered by XOOPS  Desinged by OCEAN-NET copyright (c) 2005 All right reserved.